「今が苦しい人は、自分で自分のエネルギーを無駄に消耗している！」

今からお話しするマインドがインストールされると、人生を生きていくのが断然楽になりますので、リラックスして最後までお読みください。

今が苦しい人々は、現実そのものではなく、現実に対する自分の信念や姿勢のほうに重点を置いてしまい、そのために、あなたの貴重なエネルギーを無駄に消耗してしまい苦しくなっているだけなのです。

自分はそうではない！と僕の言葉を否定する前に少し考えてみて欲しいのです。ほとんどの人が、現実についての解釈の言葉を、まるで現実の反映であるかのように無意識で使ってしまっているということを…

例えば、よく「今日は本当にひどい(良い)天気だ」と言います。一見なんてことのないような言葉ですが、実際は「現実に基づいたもの」ではありません。その理由は、その日はあなたのマインド次第で「ひどい天気」にも「良い天気」にもなるからです。あなたが表現しようと決めた通りの日になるということです。あなたが雨の日はひどいと考えるマインドを採用していれば、雨の日に関してはそのような解釈のマインドになるでしょう。

そして雨がなくては困る職業である農業を営む人などを除いて、世界中のほとんどの人があなたと同じように考えることでしょう。しかし、真実はどうでしょう?その日はあるがままの日に過ぎません。あなたがひどい天気と解釈するマインドを採用しようがしなかろうが、その事はその日とは全く何の関係もありません。

あなたのマインドは、その日はその日以外の何物でもありませんし、まさにありのままの姿でしか存在し得ません。このような現実とその解釈するマインドの話など、理性の問題と具体的にはあまり関係がないと思われるかもしれません。また、「ひどい天気」がどうのといった、得にも害にもなりそうにない意見を聞かされれば、誰だって何と無意味なことを言ってるのだろうと思うでしょう。

しかし、現実とその解釈するマインドが混同されてしまい、それがあなたの生活に適応された場合、一見無意味とも思えるこの話が重要になってきます。特にあなたのエネルギーを大量に消耗してしまうような場においてはなおさらのことであります。

例えば、シトシトと降る雨があなたのマインドに1日中暗いイメージを与えている状態を考えてみてください。ちゃんとした理由があるわけではなく、ただシトシトと雨が降っただけの理由であなたのマインドが暗いイメージとなっているのです。このような時、もしあなたが現実と自分の考えと同一視し、そのことに何の疑いも持たずに毎日生活するとしたらどうなるのでしょうか？

きっとあなたは、倉庫いっぱいもの苦しみを自分に課してしまい、それを受け入れて毎日生活することになるのではないでしょうか。世の中が自分の望み通りになってほしいと思っているのに、物事が思うように運ばなかったり、あるいは今までのようにうまくことが進まなかったりした時、さらにもっと悪いケースでは、自分が主張したように物事が運ばずに感情が乱れてしまう時、このような時にあなたのマインドの葛藤が生じるのです。

現実は、まさしく現実そのものの姿で現れるということを理解し、世の中があるがままに回ってるということに対して感情を乱さないこと。そのようにすれば、マインドの葛藤や苦悩は自然となくなります。現実とは、あなたが何を要求しようが、どのように主張しようが、それらとは全く関係がないものなのです。

あるいは、あなたが現実はこうあるべきだと考え、かたくなになっていたとしても、全く関係はありません。だからといって、何も現実に起こる不正を改善してはいけないと言っているわけではありません。改善すべきだと思ってる部分をよくしてはならないという意味でもありません。

なぜなら改善と進歩こそが成長のコアとなるものだからです。しかし、すでに起きてしまった事は、もう過ぎ去った過去のことです。そこから何かを学ぶ事によって成長はできますが、そのことであなたの感情をみだされてイライラする必要は無いのです。このようなマインドを採用しあなたのマインドにインストールしてください。

そして、現在すでに進行中で、もはやあなたには変えようのない事柄についても、やはりあなたのマインドを痛める必要は全くありません。その価値すらありません。だから良いとか悪いとかと、その評価で頭を悩ます必要などないということです。ありのままの姿を見ていれば良いのです。あなたが直感で予想した通りのことが起きることもあるでしょう。

また、あなたの力でまだどうにかできることなら、それを改善すればいいのです。しかしくれぐれも、物事を力ずくで無理矢理別の状態に変えようとしないことです。そして、思い通りにならないからといって、欲求不満に陥っては決してなりません。

何事にも執着してはいけないのです。現実の事について常に不満や怒りといったネガティブな言葉を吐いているような人は、全く意味のない憤りや欲求不満だらけの人生を送りたい！と、自分自身で運命付けているようなものなのです！

「あなたのエネルギーを無駄に消耗してしまう3つのマインド」

1「こんな理不尽なことが起こっていいはずがないマインド」

現在すでに起きてしまっているにもかかわらず、このような事は起こってはならないことだ、などと怒りの感情を表して行動してしまう人。これでは、あなたの貴重なエネルギーを無駄に消耗するだけです。

現実が違う姿であって欲しいというのは、単なるあなたの願望に過ぎません。そんな願望がもとで怒りの感情で行動すればするほど、あなたはIQの下がった状態で判断し行動することになります。したがって、間違った選択肢を選び続けることになります。当然のことながら結果は悪い結果の繰り返しとなります。

2「この世は残酷だ！マインド」

世の中は残酷なところだ！というマインドを採用している人は、世の中自体は残酷なものでも何でもなく、ただあるがままだ！という事実を忘れてしまっています。

「残酷」だとかないとかという分類は人間が作り出したもので、思うようにことが運ばないのを世の中の責任にするときに使われるのです。世の中をどのように呼ぶのかはあなたの自由であり、そのことで感情を高ぶらせたりするのも一向に構いません。

あなたがどう呼ぼうと、世の中はあるがままの姿を継続するだけのことだからです。もっとあなたのマインドを現実的な考え方に変えなければいけません。この世の中には、残酷で変えなければいけないと思うことがいっぱいあります。だから変えるように努力しようとするのは正しい判断です。

ただあなた1人では変えられないものについては無理をせず、そして1番してはいけないのは他の人が変えてくれるだろうと期待するマインドを採用するのはやめましょう。なぜならば、期待を裏切られたときにはとてつもない量のエネルギーをあなたは奪われることになるからです。

3「他人はみんな意地悪く、不親切だ!マインド」

「意地悪い」とか「不親切だ」という言葉は、他の誰かのやり方を非難する時に使われる言葉です。確かに人は、あなたなら決してしないことや、あなたから見れば非難されてしかるべきことを平気でします。あるいは、もっと悪いことまでやってしまう人もいます。

しかし、だからといってあなたは決して他人にそのようなことをしてはいけません。そして、そのような行為をした人に対してあの人はこういうタイプだなどとラベルを貼って分類してみたり、あるいはそういう人間がこの世に存在するべきではない！などと考えたりするのはやめてください。

もしあなたが何らかのレッテルを彼らに貼りたいのなら、彼ら自身に貼るのではなく、その行為に貼ったほうがまだ救いがあると思います。「人間は変わっていくもので、1つのところに常にきれいに収まっているものでは無い」というマインドを採用してください。

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